現在の仕事内容は?
海外に種子を輸出するには「植物検疫」という手続きが欠かせません。これは病気や害虫を海外に持ち出さないための大切な仕組みで、私はその証明書を取得する役割を担っています。社内の依頼を受けて専用システムで申請し、取得後は出荷担当へ渡すのが一連の流れ。多いときは1日30件近くの依頼をチームで処理します。私たちの業務が滞れば、輸出は止まってしまう。そんな責任感と会社のグローバル展開を支えている誇りを日々感じています。
People
正確、そして迅速に。
タネの旅路を支える。
サプライチェーン本部
磯部 菜央
ビジネス科卒
2023年入社
海外に種子を輸出するには「植物検疫」という手続きが欠かせません。これは病気や害虫を海外に持ち出さないための大切な仕組みで、私はその証明書を取得する役割を担っています。社内の依頼を受けて専用システムで申請し、取得後は出荷担当へ渡すのが一連の流れ。多いときは1日30件近くの依頼をチームで処理します。私たちの業務が滞れば、輸出は止まってしまう。そんな責任感と会社のグローバル展開を支えている誇りを日々感じています。
私が重視しているのは「正確性」と「迅速性」です。たとえば輸出量が0.1グラムでも誤って記載されていると、輸出はできません。だからこそ、一言一句を徹底的に確認し、不安があれば迷わず相談してトラブルを未然に防ぎます。一方で、出荷期限は待ってくれません。過去の事例を活用したり、申請方法を統一して効率化を図るなど、スピードを意識した工夫を重ねています。正確さと速さ、その両輪で信頼してもらい、安心感を持ってもらえる存在を目指しています。

会社のグローバル展開に貢献している実感です。世界170カ国に種子を販売しているサカタのタネ。輸出管理課では多くの輸出に携わっており、営業部門や研究部門、品質管理部門と連携しながら業務を進めています。自分が申請した証明書があるからこそ、種子は世界へ旅立てる。物流を動かす要としての手応えを感じています。また、国や品目ごとに異なる条件を調べ、先輩に学びながら知識を深めていく過程は、知的好奇心が満たされていく面白さもあります。
今の部署に配属されて間もないため、まずは迷わず判断できる力を身につけたいです。そのために、植物検疫に関する知識を深め、専門性を磨いていくことが直近の目標。そして業務改善のアイデアを積極的に発信し、効率と精度の両面でチームに貢献していきたいと考えています。将来的には輸出の現場や倉庫を実際に見学し、物流全体の流れについて知識を広げていきたい。そして、どの部署でも力を発揮できる存在として成長することを目指しています。


